カセットテープ

古着、音楽、喫茶店、そして嵐さん。

心から「おめでとう」と言えない自分を責める必要などない、と伝えたい。

ご無沙汰しております。

マンボウです。

 

まずはじめに、今回のブログは

 

・ニノのアンチさんへではなく、ニノのファンや嵐のファンの方に向けた言葉であること

・あくまで個人的な経験や意見について述べた文章であり、他の意見や感情を否定するつもりはないこと

 

を前提に書かせていただこうと思っています。

 

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前回ブログを書いてから、1年が経ちました。

 

今年は皆さんもご存知の通り、まさに気象現象の嵐のような1年で。

 

活動休止の発表直後は全く現実味がなく。

その後の溢れんばかりの嵐からの愛に、

喜びと、

幸せと、

じわじわ実感する寂しさを感じながら、毎日を生き抜いてきました。

 

命は有限です。時間も有限です。

おわりは必ず来ます。

 

それでも今の嵐は「おわり」ではなく、

「休むこと」を選んだ。

復活への希望を我々に、見せてくれた。

 

これからも応援する理由はそれで十分だと思いました。

2020年大晦日の自分は想像できないけれど、そこから嵐の新章がきっと始まるのだろうと考えていました。

その新章の過程で、

メンバーの結婚

もおそらくあるのだろうな、と。

 

しかしそんな考えは甘かった。

YouTube公式アカウント開設からの、怒涛の嵐。

まさか音楽配信だけでなく、SNS解禁まで。

潤くんや翔さんの予告していた新章、いや「まだ見ぬ世界」はもうすでに始まっていたのだ、と気付きます。

 

そして思っていたよりも早く、嵐の中でもちょっと意外だった、二宮くんが結婚を発表しました。

 

第一感想は、

「おおおお、、、、!」

「おめでとう!」

 

それだけ。

 

もちろん様々な感情あり。

 

色んな意見も情報も流れてきたけれど、それでも嬉しかった、なぜか。

なぜか、という表現に誤解を生むかもしれないけれど、自分でも「嬉しい」という感情に驚いたんです。

 

嵐の新章を現段階から期待する上で、「結婚した嵐の新たな魅力」というものを自分の中で事前に昇華できていたからなのかもしれません。無意識に。

 

もちろん、感じ方は、人によってそれぞれ違います。

それは皆さんも十分わかっていると思う。

その上で、「どうして私は嬉しいと思えないのだろう」と辛い思いをされている方が沢山いらっしゃると思います。

 

でも、12年ほどファンを続けてきた私が、この感情で今を受け入れられているのは、きっと「偶然」なのです。

 

ニノの歌声を通じて嵐に出会い、ニノが好きだから嵐が好きだった小学生の私だったなら、ショックで泣き喚いていたことでしょう。

 

散々な失恋をして別れた後、好きだった人のことが大大大嫌いになっていた高校生の私だったなら、同じようにニノのことも大嫌いになっていたでしょう。

 

2年後、5年後、10年後の未来にニノが結婚したとしても、今と同じ感情でいられたかはわからない。

受け入れられなくなっている可能性だってある。

 

でもね。過去の私が本当のファンじゃなかったのかって聞かれると、誰がなんと言おうと、「本当のファン」であったと叫びたいし、そう信じたいんです。

 

嵐を好きだという気持ち、誰よりもあなたを応援しているという気持ちに、偽りはなかったと思うから。

 

 

同じ一個人でも、年齢や積んできた経験、その時の状況、価値観で受け取り方は変化していく。

 

このことにまだ気づいていない人も沢山いるのではないか、と今回の件で思ったのです。

 

 

だから。

「今」、

 

受け入れることができずに悩んでいる、優しいあなた。

 

自分を絶対に責めないで。

 

嵐もお休みするんだもん。あなただって心落ち着くまで、お休みしたっていいじゃないか。

応援しなきゃ、という義務感で頑張らなくてもいいの。

 

他の応援できる人を見つけたっていい。

でも、ゆっくり休んで、やっぱり嵐が好きだなって思えたら、それも大大大正解じゃないか。

 

嵐はいつだって、受け入れてくれる。

 

 

そして、

 

 

その上で、もしできるのならば、

メンバーのことも、責めないでほしい。

受け入れなくてもいいから。

 

アイドルの専門家がなんと言おうが、記者がなんと言おうが、私個人は

ファンは「時間」をお金で買っている、けれどアイドルの「人生」までお金で買っている訳ではない、と考えています。

 

あくまで人生を決めるのは本人。

 

そしてメンバーの人生の決断は、嵐全員の人生の決断、つまり嵐全員がGOサインを出した決断であると言えます。

それは、活動休止発表の会見で、皆さんもよくわかっていることと思います。

 

 

アイドルが本来過ごすべきだった青春の時間、そしてファンである自分自身の時間を買って、私たちは夢を共有できています。

 

お金を払っているから、愛を伝え続けてきたから、優位な立場にあるのではありません。

お金はやはり「対価」であり、関係は対等です。

だから彼らが私たちの人生を決定する権利はないし、私たちも彼らの人生を決定する権利はないんです。

 

好きだけど、

彼らとの時間に払うお金と、自分が受け取る利益が同等に感じられなくなってしまった人。

どうしても、今は辛い人。

 

一旦。一旦です。

離れても、大丈夫。あなたは嵐ファンです。

同じファンとして、また戻ってきてくださるのを、いつまでも、待っています。

 

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結婚が発表された日、ニノ担の友人は、

 

「頭冷やしたいから明日は予定全部キャンセルして休むことにした」

「一回ニノのことも、全部忘れて、リセットしたい」

「でもまた戻ってくるね」

 

とラインをくれました。

私はすぐには何も返すことができず。

 

すると、全部忘れてリセットしたい、そう言ってたのに、しばらく経った後に

 

「じゃあ、行ってくる」

の一言。

すかさず私(マンボウ)、

 

マ「あっ、さよならじゃないよね?」 

 

友「また会えるから」

 

マ・友「「Yo! Yo! Yo!」」

 

 

同時に文字を打って、読んで、すぐ電話しました。

友人は泣きながら、笑っていました。

一緒に笑って、一緒に泣きました。

 

2、3日後、「やっぱりニノは、ニノだよ」と言ってのけた友人は今週末、大阪に会いに行ってくるみたい。

 

愛に包まれた、温かい時間になりますように。

 

 

 

 

 

 

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☺︎